よくある質問
入学のプロセスについて
- Q :入学前に個人レッスン(ハンズオン)の経験が30レッスン以上というのはどうしてですか?
これは、STATがよりよく学習を進めるために提示している基準です。必要とする理由は、ATのレッスンに対する一般的な知識と理解に加え、3年間のフルタイムのクラスに入るための準備として、学校や担当教師との信頼関係を築くことが含まれます。AT の知識や理解を超えて、教授法やパーソナリティも互いに理解し受け入れる時間でもあります。30回をこなすには、毎週または2週間に1回の間隔で半年から1年かかります。一般的に、互いを理解し納得してから始めるにはそれぐらいの時間をかけた方がよいというものです。
- Q :30回という回数は必須ですか?
STATでは、個人レッスン経験は、必ずしも厳密に30回でなくても良い場合もあるので、必須ではなく推奨と表記しています。それまでの経験や、得意不得意、身体的特性などそれぞれ個人差があります。学校は、STATの推奨や基準に従って、個々の受講希望者がどの程度の準備が必要かを見極め、判断します。つまり、オーダーメイドです。レッスンを開始したばかりの段階では、入学準備に必要なレッスン回数は判断できません。一定数のレッスンを受講したいただき、ATSTの校長、副校長、専任講師からなる入学審査会議で、入学に必要な手続きを決定し、最終的に提示します。入学準備として「1日体験クラス」のご参加を強く推奨します。
- Q :30回の個人レッスン(ハンズオン)はすべてATST系列の先生から出なければ、カウントされませんか?
30回のセッションの意味については、上記の通りです。アレクサンダーテクニークのレッスン経験がある、という意味においては、他の先生とのレッスン経験はATの理解を豊かにしてくれると思います。それだけでなく、これから3年間ともに学ぶATSTの教師とのレッスン経験がある(=お互いの人柄を知り、関係を築いている)ということは、大切なことと考えます。
- Q :「基礎コース」に入学すれば、正規コースに入学できますか?
「基礎コース」は週1〜4回の通学回数を選択でき、トレーニーと同様のレッスンが受講できます。このコースの目的は、AT の理解を深め、ATSTの理念を理解し体験するための機会としていただくことです。入学者受け入れの方針は全ての入学希望者に適用しているので、週4回履修の場合でも、自動的に正式入学の認定ではありません。「週4基礎コース」受講者が、正式入学を希望し、決定した場合、「基礎コース」履修期間の受講分の取り扱いについては、その履修期間の学習への取り組みや理解、受講者個人の状況に応じ、正式入学後の1学期とみなすか、その後の欠席日数の補填とみなすなどの取り扱いになります。